小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」
先日、読了。年末に読み始めて今年の最初の読書となりました。
年末に読み始めといっても2011年に読んだのは最初の5ページぐらい。
その数ページで語られるのはデパートの屋上で見世物にされ、その後、動物園に行くはずが大きくなりすぎたために一生をそこで過ごすことになった象のお話。
動物園での引越しセレモニーでエレベーターに乗れず、階段も使えず「サヨウナラインディラ(象の名前)」の横断幕に、とぼとぼと戻ってくるインディラ。
うわーん( ;∀;)
なんかもうここだけで長編一個読んだ気分。言い過ぎですか?
文章が綺麗とか物語が面白いとかを超えた次元で、ただただイメージに圧倒されてしまう。小説ってこんなに凄かったんだ・・・
ざっというと「盤下の詩人」としてチェスの奇跡の棋譜を残した人物の物語。
チェスは全然分からんけど、そんなことは問題ではない。囲碁を知らなくても「ヒカルの碁」は面白かったでしょ!
少年の成長に伴い、いくつかの奇形な舞台、人物が用意されていてそのどれもが強烈なイメージで迫ってきて、終わる度に切ない。すべてのイベントに意味があり、絡み合いながら物語は当然の結末を迎えます。
あからさまに泣かせようとしたり感動させようとはしていない、ただそこにあるだけの物語なのにどうしようもなく揺さぶられる。まぶしい。
これが純文学というならミステリやSFが好きなように純文学も好きということにしないこともない。
本を買ってからこの作者が「博士の愛した数式」の作者だと知った。おー、なんか名前は聞いたことある。年内にはそれも読もうそうしよう。
先日、読了。年末に読み始めて今年の最初の読書となりました。
年末に読み始めといっても2011年に読んだのは最初の5ページぐらい。
その数ページで語られるのはデパートの屋上で見世物にされ、その後、動物園に行くはずが大きくなりすぎたために一生をそこで過ごすことになった象のお話。
動物園での引越しセレモニーでエレベーターに乗れず、階段も使えず「サヨウナラインディラ(象の名前)」の横断幕に、とぼとぼと戻ってくるインディラ。
うわーん( ;∀;)
なんかもうここだけで長編一個読んだ気分。言い過ぎですか?
文章が綺麗とか物語が面白いとかを超えた次元で、ただただイメージに圧倒されてしまう。小説ってこんなに凄かったんだ・・・
ざっというと「盤下の詩人」としてチェスの奇跡の棋譜を残した人物の物語。
チェスは全然分からんけど、そんなことは問題ではない。囲碁を知らなくても「ヒカルの碁」は面白かったでしょ!
少年の成長に伴い、いくつかの奇形な舞台、人物が用意されていてそのどれもが強烈なイメージで迫ってきて、終わる度に切ない。すべてのイベントに意味があり、絡み合いながら物語は当然の結末を迎えます。
あからさまに泣かせようとしたり感動させようとはしていない、ただそこにあるだけの物語なのにどうしようもなく揺さぶられる。まぶしい。
これが純文学というならミステリやSFが好きなように純文学も好きということにしないこともない。
本を買ってからこの作者が「博士の愛した数式」の作者だと知った。おー、なんか名前は聞いたことある。年内にはそれも読もうそうしよう。
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